乳がん検診でよみがえった記憶「韓国の夜」

40歳、市から乳がん・子宮頸がん検診の案内が届き先日受診してきました。

どちらも初めて受ける検診で不安もあり、事前にどんな検査方法なのか軽く調べ職場でも事前情報を聞いたりと当日までそわそわ…

当日は検診会場に予約より早めに着きましたが、すでに30~40人ぐらいの方達が待合室で受付を待っていました。

外に検診用バス2台がスタンバイ。検診前の独特な雰囲気にますます憂鬱になるんだよなぁ。

一人ずつ順番に受付を済ませ、問診書を記入。軽く問診と説明を受けてバスまでの列に並びます。

並べられている椅子に前の人が進んだら一個ずれて、また進んだらずれて…

ドキドキドキドキ・・・ちょっとずつ進みながら待つこの時間が嫌だーーー!!!

待ち時間なんてほんの数分でしたが、とにかく長く感じました。

子宮頸がんの検診はやっぱり恥ずかしさはありましたが、あっけないくらいあっという間に終了。

で、で、で、わたしが戸惑ったのは乳がん検診のほうでして…

まず、バスの中の小さなスペースに3人分の着替える用スペースがカーテンで仕切られており、すでに準備終わって検査室にいる方を含めると4人いっぺんにバスに入れるわけです。

案内&説明してくれる女性がてきぱき指示しながら空いた更衣室?に通していくのですが、自分の番が来るまで上半身を脱いだ服で隠しながら小さいスペースをうまい具合にローテーションしていきます。

ん?

待って…この感じすっごい覚えてる!!!

この見事な案内の方の振り分けとぐるぐるローテーションに感心しながら、20代のある記憶が蘇ってきたのです。

・・・・・・

20代初めての海外、友達二人で韓国旅行の夜、ガイドさんに地元のディープな垢すりのお店を紹介してもらいました。

小さなお店でしたが綺麗な店内で、垢すりの前にガウンに着替えてよもぎ蒸しを体験。

いい香りに包まれて身体の中からぽかぽか…整ったぁなんて思っていたら、この道何十年⁉の風格ある女性に案内されいよいよ垢すりスタート!

垢すりスペースは個室ではなく友人とわたし二人、促されるまま垢すりの工程ごとにベッドを移動していく斬新なスタイル(笑)

垢すりのベッドで「ハイ、上」「次、うつぶせね~」なんて言われてコロコロ。

あまりにスムーズな流れ作業にベルトコンベアーで運ばれる部品にでもなったような気分でした(笑)

すっぽんぽんで店内を移動するという強烈体験でしたが、今でも仲の良い友達と共通のおもろネタが出来てこうして振り返るといい思い出です。

まさか乳がん検診で忘れていた15年以上前の記憶が蘇るなんて面白いですよね。

ちなみにマンモグラフィー終了後、両胸無くなってないかと確認しちゃいました(笑)

以前のようには中々気軽に会えなくなった友人に久しぶりに連絡をしてこんな事を話してみようと思う今日この頃です。

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